波消に人登りをり黄雀風

 隠岐牛を育て潮焼け日焼けかな

 理由(わけ)もなくかたまり歩く子らに夏

 スモーガスボード広げて夏至の卓

 白南風や横浜港の象の鼻

    祇園祭二句

 宵山の人の厚みを歩きけり

 月鉾を降りいい風が吹いてをり