冬の花火       和田 順子

 
 海に開き冬の花火のガラスのやう

 人声の散らしてゆける白山茶花

 ひとり掃き二人加はる落葉掃き

 羊歯枯れてきのふのごとき日差かな

 冬日和(さなぎ)に音のしてをりぬ

独りまた楽しき日なりむかご飯