接骨木     和田 順子

 接骨木に雀の籠る雨月かな

 月さして石碑に残る六夜待

 記念樹に植ゑてホルトの実の六つ

 もの捨つること難しく栗拾ふ

 口実を考へをれば蚊の名残

 油のごとく研屋の使ふ水の冷