山 祇     和田 順子

 年迎ふ明石大門を松越しに

山祇の宮に昔の寒さかな

船宿に舟繋がるる松の内

元寇の石積み冬の怒濤かな

冬の海荒れ螺貝の旨くなる

心あたたか冬の林檎を剥くときは