五月吟行      和田順子

自刃の地橡は真白き花掲げ

野に山に火を噴く記憶会津首夏

風五月笊に筵にもの干して

磐梯の二峰の尖り若葉冷

五色沼の二タ色歩き我が五月

屯してまだ真白なる祭足袋