年つまる      和田 順子

半島の近ぢかとあり年つまる

秋晴の山にひたりと山の影

稲架掛けて信濃に講の誘ひかな

ナウマン象見てコスモスの野に遊ぶ

近づいてどこか疲れて秋の薔薇

決心の尾を石に乗せ穴惑