短日   和田順子

 棚一つ出来て師走も半ばなり

冬の雨蒟蒻芋を濡らしけり

つめたさは重さとなりぬ大根引き

気の急くは年のせいかも日の短か

兼好の住まひし寺も冬に入る

冬の海色深まれば(ばい)旨し