名残紫菀    和田 順子

けふ浅間くつきり稲架も飴色に

蹼の黄が蹴つてゆく水の秋

旧軽の桜もみぢを来てコーヒー

虚子庵の名残紫菀に参じけり

冬あをあを仏日庵の魯迅の樹

国宝の舎利塔拝す文化の日